ユーザー様向け動態分析の質疑応答

1・JP2000では2000日分のデータを検証するのでしょうか

最初から、表示している最後のデータで検証します。
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細かく言うと、1980日から1999日の間です。。
JP2000は日足で最大2000日のデータを保有しますが、2000日目になると日足のシフトが始まりますので。

新規上場などはデータがそこまでデータがありませんので、データがある範囲で検証をしています。
100日しかなければ、100日で検証しています。


2・ドローダウンとロスカットの数値の違いは何ですか
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上記の設定だとドローダウンは5%です。
売買条件を作成する時、10%上昇する前に5%以内の下げはOKとし、
例えば7%下げたのであれば、その日は不合格日となります。
このポイントをチャート上で表示させるとこうなります。「条件設定表示」をクリックします。
※見づらいのでチャートを拡大してあります。
青丸が売りポイント、赤丸が買いポイントです。これらのポイントから売買条件を作成します。
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ロスカットは、売買条件の作成とは無関係です。
売買サインが点灯した日に、ロスカット数値を表示するだけです。
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3・売買条件の長さとXX日の違い
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XX日先まで調べるは、売買条件を作成する時に何日後までに設定した条件をクリア出来るかをみます。

上記の設定だと、20日です。
なので、売買サインが点灯してから、20日以内で10%上昇しなければいけない。
ただし、10%上昇する前に5%以上、下がった場合はその売買条件は不合格となります。

売買サインが合格(データとして残るには)するためには、20日以内で10%上昇しなければいけない、
かつ10%上昇するまでに5%以上、下落してはいない。となります。

売買条件の長さは、その長さ(日数分)から売買サインの元となるデータを作成するという意味です。
例えば、短期株価弾性値の周期は13です。この13に当たるものです。

短期株価弾性値が-4だったとします。これと同じ数値の日を調べます。
同じ-4だった場合は続けて、上述の
20日以内で10%上昇しなければいけない、かつ10%上昇するまでに5%以上、下落してはいない。
を調べます。これをクリアしたデータのみ売買条件として残ります。(保存されます。)


4・売買サインと一緒に表示される合格番号とはなんですか
蓄積された売買条件のもとになるデータ(株価DNAデータと呼びます。)は、日付の古い順に番号を振っています。それが合格番号です。
具体的には、実際の株価DNAデータを見ると分かります。
このようになります。
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5・作成されたExelデータ(01の羅列)の意味がわかりません。
売買条件を作成する時、0と1に振り分けています。(2進数)
この0と1の羅列が株価DNAとなります。



JP分析などで、売買条件を作成する場合、例えば短期株価弾性値の数値はいくつがいいのか、向きはどうするのか、といった事を色々試されている事と思われます。
サインを作って、チャート上でチェック。この作業を繰り返されている事でしょう。

この作業を全てプログラムでやってしまおう、というのが動態分析です。