225オプション 必要証拠金について
仕掛ける時に求められる証拠金と仕掛け終わった時の証拠金とは差があります。
ここがややこしいところです。
仕掛けるやり方によっても違ってきます。
例えば、成り行きで仕掛けた場合、1枚、1枚仕掛けていった場合も求められる証拠金は違います。
10月限の
23500コール買い2枚、23625コール売り2枚の場合
仕掛け終わった時点で必要とされる証拠金は、8月31日値洗い後、下記の通りスパン100%で
52,600円です。
ATMに近い行使価格に買い、それより遠くに同枚数売りと損失限定型ではありますが、
必要証拠金は「0」ではありません。
以前は「0」でした。証拠金を算出するスパン方式のルールが変更になり、
今ではかかります。
証拠金が掛かること自体矛盾しているのですが、仕方ありません。
では、この仕掛けを引け成りで仕掛ける場合、いくら必要でしょうか・・・
8/31の引け成りの場合は、8/30の証拠金算出が必要になります。
36,600円といいたいところですが違います。
仕掛け終わった直後は、この金額ですが。
23500コールが120円とした場合は、1,243,000円です。
引け成りでは、およそ124万円掛かりますが、15時15分の約定後は、36,600円。
このように225オプションは、買いから仕掛けるのか、売りから仕掛けるのか、まとめて仕掛けるのかで途中の金額が違ってきます。
なので、資金にあまり余裕がなく仕掛けていく場合は注意が必要です。
上記の仕掛けをしていく時に必要な最低金額は、519,800円です。※手数利用は抜かして
引け成りだと124万円、仕掛けのやり方を変えると52万円。
このように資金繰りも大切です。